こんにちは!粒太です(^^)
上司からの嫌味に対し『すみません』と返した所で、謝罪の気持ちなんて一切無い粒太の日常とは全く関係無い英語の表現。のお話。
ではどうぞヽ(・∀・)ノ
今回の構成
- 謝っているけど謝ってない
- はいはいそうですか
- ネイティブはどんな風に受け止めるのか
謝っているけど謝ってない
『アイムソーリー』というタイトルのお話があったんですよ。こ、国語の教科書に(笑)。
粒太が小学生の時ね。話の内容は大体以下の通り。
主人公は日本人。どっかの国でオランダ人の婆さんに出会って、
『日本軍が来て私たちの土地が奪われたのよ!』
と因縁をつけられる。
主人公の日本人は、日本の侵略戦争によりオランダ人の婆さんを傷つけてしまったと思い、その婆さんに
『アイムソーリー』
と言うしかなかった。後日友人達に話したら、あなたが謝る必要は無いと言われたが、未だに婆さんに放った言葉が適切だったかはわからない。
というカンジ。実話なのかフィクションなのかは知りませんが、初対面の外国人にボヤキ入れる人ってのもチョッとアレよね。
ここで注目したいのは、英語の表現。アイムソーリーって謝っているけど、実は謝っていないともとれるんだ。
はいはいそうですか
道行く人と肩がぶつかった時には、謝るよね。子供が遊んでいて花瓶を割ったら、謝るでしょう。
では、同僚の親族が亡くなってしまった時。アナタなら何と言う?
そう、『アイムソーリー』。
別にアナタが同僚の親族を殺した訳ではなくてもね。や、殺した場合の謝罪にも有効だけどさ(笑)。
意味合いとしては、『お気の毒さま』。みたいな感じ。
ここで話を先ほどのオランダの婆さんに戻そう。
婆さんに因縁をつけられた主人公は文脈から察するに、当然謝罪のつもりで言葉を発したのだけれど…
相手にとっては『お気の毒さま』という反応だと受け取られている可能性もあるって事。
何か謝罪の重々しい空気が一転、他人事みたいに聞こえるよね。日本軍に追い出されたの?あーはいはいそうですか。みたいな(笑)。
ネイティブはどんな風に受け止めるのか
国語の教科書のお話を書いたその作者。
戦後日本が散々悪者にされてきた背景を、英語の言い回しを用いて皮肉混じりの作品に仕上げた…
と考えてしまうのは勘繰りすぎでしょうが、少なくとも歴史や英語の知識が一切無かった小学生の頃と今大人になってから感じるものは、随分と違います。
欧米植民地の残虐さアジアの欧米植民地の残虐さ/日本人にはとてもできない悪魔の所業 【賢者の説得力】
ちなみに例の婆さんの国、オランダが植民地にしていたインドネシアは現在は親日国。日本人としては嬉しいですね。
そしてオランダの英語力の高さたるやネイティブレベルだそうで。
そんな英語力の高い人が、今回の『アイムソーリー』をどんな風に受け止めたのか。実話であれば少し気になりますね。。
☆目指せ明日のホワイトカラー!☆